印鑑 後北条氏と印

埼玉県は寄居町鉢形城歴史館にて、「後北条氏と印」と題した企画展が催されています(11月25日まで)。

戦国時代、東国の武将の間では文書に印を押すことが流行っていたとか。

そのはんこは印判(いんばん)と呼び、ハンコを押した公式文書を印判状というそうです。

2寸半位の立派な印鑑が鮮やかに記されていました。(どのような印泥を用いたのかも興味深かったのですがそれはわかりませんでした。)

ところで、’印判状’は家臣や領民に対する文書に限られ、目上の立場の相手に対しては花押(かおう)というサインが記された’判物’が公式文書であったそうです。印判は戦国武将が自らの権威を示すものとして用いたことが伺えます。


a varieties of seal ◇ 印鑑 実印 はんこ 印章 ◇
〜印鑑の素材、材質〜 象牙、芯持ち象牙、牛の角(旧名:オランダ水牛)、黒水牛、薩摩本柘、アカネ(旧名:シャム柘)、マンモス、マッコウ(鯨)、河馬 など