江戸時代の末期に発行された「甲府買物独案内」（勢竜軒茶翁著、1854年（嘉永7年）発行）（明治元年は1868年）には、甲州手彫り印章「御印判」を製作する「版木師」のお店が紹介されています。http://www.kougei.or.jp/koshuteboriinshou/at1404-a01.html 甲…

落款（らっかん）は、落成款識（らくせいかんし）・・・？http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E6%AC%BE 落款 - ウィキペディアhttp://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%90%BD%E6%AC%BE 落款 - 维基百科http://xh.5156edu.com/html3/12669.html 款 - 在线新华…

平安時代の中ごろ（10世紀頃）には、署名を崩し字で記す草名（そうみょう）がみられ、それが花押（かおう）として発展したようです。 鎌倉時代（13世紀）の武家社会では花押を判（はん）や書判（かきはん）とも呼び、花押を実印として文書の真贋を示しはんこ…

日本の印鑑の歴史をたどると、最初にハンコについて定めているのは大宝律令(701年)なのだそうです。内印（天皇御璽）、外印（太政官印）、諸司印、諸国印が規定されているのだそう。後北条氏と印の展示解説によると、内印の大きさは 3.0寸角（約9cm角）外印…

埼玉県は寄居町の鉢形城歴史館にて、「後北条氏と印」と題した企画展が催されています（11月25日まで）。戦国時代、東国の武将の間では文書に印を押すことが流行っていたとか。そのはんこは印判（いんばん）と呼び、ハンコを押した公式文書を印判状というそ…

篆刻（てんこく）は一般には印章をつくること、あるいはその作品としての印章、印鑑を指します。 篆刻という言葉は中国語版ウィキペディアによると前漢の時代の作家・楊雄が用いたのが初出だとか。男の子が蟲と彫ったのだそうです。 http://zh.wikipedia.org…

印鑑、はんこといえば象牙印章。ゾウの牙は貴重な印材です。象牙は美しい光沢と上品な質感、また彫刻に適した堅さと粘りを有することから古くから印材に限らず工芸品の素材としても重宝されてきました。現在はワシントン条約（絶滅のおそれのある野生動植物…

主な印材には象牙や水牛の角、柘植などの植物素材、水晶などの石材があります。 動物の牙には、マンモスやマッコウクジラのものなどもあったり。 はんこの材料は様々です。 a varieties of seal ◇印鑑はんこ印章◇ 〜素材、材質〜 象牙、芯持ち象牙、牛の角（…

伝統工芸士とは、「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づいて（財）伝統的工芸品産業振興協会が認定している称号です。 http://www.kougei.or.jp/kougeishikai/t01.html 印章については平成19年2月25日現在、17名の甲州手彫印章伝統工芸士がいらっし…

印鑑（はんこ、印章）の用途別の種類は、 ・個人印（個人用の印鑑）：実印、銀行印、認印、訂正印など。 ・法人印、会社印（法人用の印鑑）：代表印/代表者印、角印/会社印/社印、会社銀行印/法人銀行印、割印など。 様々な用途別の種類が有る様です。また印…

山梨県印判用品卸商工業協同組合のハンコ?の豆知識のページにも印章と印鑑の違いについて紹介されています。http://www.hanko.or.jp/knowledge.html - ハンコの豆知識 - 山梨県印判用品卸商工業協同組合 a varieties of seal ◇印鑑はんこ印章◇ 〜用途の種類…

甲州手彫印章は山梨県の郷土伝統工芸品にも指定されています。甲州水晶貴石細工にも通じますが今から約1000年の昔、昇仙峡の奥地金峰山で水晶の原石が発見されて以後水晶細工、水晶加工技術が発達。水晶印にツゲ、水牛等の印材も加わり、彫刻技術の発展をみ…

鑑は「かがみ」。形の映し。本来は実印や銀行印などあらかじめ相手方に届け出ている照合用の印影を印鑑と呼ぶのだそうです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E7%AB%A0#.E7.94.A8.E8.AA.9E - ウィキペディア -印章は、「はんこ」そのものを指すとのこ…

甲州手彫印章（こうしゅうてぼりいんしょう）は、国の伝統的工芸品に指定されています。http://www.kougei.or.jp/crafts/1404/f1404.html 山梨県 市町村 一覧 ア ｜市川三郷町｜上野原市｜大月市｜忍野村｜ カ ｜甲斐市｜鰍沢町｜甲州市｜甲府市｜小菅村｜ …